光脱毛とレーザー脱毛の波長の違い

光脱毛とレーザー脱毛、パワーが違うのはなぜ

光脱毛は「パワーが低い」「痛みが少ない」「脱毛効果が低い」、レーザー脱毛は「ハイパワー」「傷みが強い」「永久脱毛に近い効果が得られる」。光脱毛とレーザー脱毛の違いについては、多くの方がだいたい、このような認識なのではないでしょうか。光脱毛は「パワーが弱い」、レーザー脱毛は「パワーが強い」、その認識は必ずしも間違ってはいないのですが、でもそれは単純な出力の違いではありません。

そもそも、光脱毛に使用するライトと、レーザー脱毛に使用するレーザーは、もとをたどれば同じ白色光です。脱毛用のレーザーには、アレキサンドライトレーザーやYAGレーザーなどいくつか種類がありますが、それらもすべて同じ光です。では何が違うのかといえば、使用している「波長」が違うのです。たとえば、最近医療機関でよく使用されているダイオードレーザーは、810nmの波長を使用しています。一方、光脱毛のライトはだいたい600〜1000nmの波長を使用します。レーザーと比較するととても幅広い波長を使用しているのがわかりますよね。

光は、波長ごとにさまざまな性質を持っており、脱毛に関係した性質についていえば、波長によってメラニンに対する感度が異なっています。レーザー脱毛に使用されるレーザーは、メラニンの感度が比較的高い波長だけを限定して取り出しています。そのため、照射したときにムダ毛のメラニンに高い熱を加え、効果的に脱毛させることができます。波長が狭いと光は広がらずにまっすぐに伸びますから、狭い範囲に光を集中させられるのも、高熱を発生させられる理由です。

光の三原色

一方光脱毛のライトは、前述のように幅広い波長を取り出して使用します。さまざまな性質や方向性の波長を持っているため、照射すると光は拡散します。光脱毛が照射範囲が広く、広範囲を一度に処理できるのはそのためなのですが、そのかわり、一定範囲に加えられる熱量は低くなります。光脱毛のライトも、波長ごとに分解してみると必ずしもメラニン感度は低くありません。実際、600〜1000nmという波長には、脱毛に使用されるレーザーの波長がほとんど全部含まれます。でも、いわば光が広がって逃げてしまうため、1本1本の毛根に集まる光量が少なくなり、結果的にレーザーよりもずっと低い温度しか発生しない、つまり高い脱毛効果が得られないというのが、光脱毛の持つ性質です。

 

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